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「マイクロファイナンス」(4) ~普及しない理由

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先進国では決して少なくない事例が見られるマイクロファイナンス。
では日本のように、普及しない理由があるとしたら、それはなんだろうか。

[理由1]
日本には本当の意味での貧困などない、という認識。

[理由2]
マイクロファイナンスは開発途上国のもの、という認識。

[理由3]
貧困問題は生活保護などの公的な仕組みで解決するべき、という認識。

[理由4]
そもそも貧困に陥るのは自業自得だ、という認識。

・・・理由1に関して。
こう思っている人は実に多い。日本にも餓死者が毎年何十人もいるというのに。
周りに見当たらないことは存在しないと同じ、ということだろうか。
いずれにしても、この狭窄な認識は間違っているだけでなく、害ですらある。
すぐに改めなければならない。

・・・・理由2に関して。
貧困といっても様々なレベルがある。
どの貧困を救うべきか、そのラインをどうするか。
それらの基準は確かに決める必要はあるだろう。
食うや食わずやの人は救わなければならないだろう。
生命を脅かされる貧困はもちろんのこと、
本当にギリギリの生活しかできないような生存権を脅かされる貧困も対象だ。
そこに、国別の視点など無意味だ。先進国にも貧困はある。

・・・理由3に関して。
確かに公的なサポートは不可欠。ただ、届かない場所が多すぎる。財源も足りない。
スキマを埋めるべき民間の力は必須。
ただし、消費者金融のような純粋な民間企業では利益に沿わないターゲットは捨てられる。
中間的な存在であるマイクロファイナンスは最適。

・・・理由4に関して。
Ekojinが最も忌む考え方だ。貧困は断じて自己責任ではない
富める者はすべからく幸運だったのであり、人より努力したと主張する者は
努力できることがそもそも幸運だったことを知らなければならない。
貧困は、社会全体で取り組むべき問題。

・・・まずはこういった誤解に基づく認識を改めていかないと、
本当の普及はムリだろう。
一部の人たちが社会の応援がない寂しさのなかで活動を続けることになる。

教育なのか? 啓蒙?
弱小ブログでも一助になれば、と心から思います。

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NationalGeographic (3) ~大気の惑星のなりたち

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水と同じく地球の生命に欠かせないもの: 大気。

そして、やはり水と同様に、
地球のサイズに比して大気が占めている体積は実に小さい。
割合からしたら、みたらし団子のタレよりももっとうすーく身にまとっている感じ。
ほとんど透けてる。

その薄い大気には対流圏があり、刻々と変化している。
気体そのものに流れが加わり、さまざまな気体を混ぜている。
気体のうちいくつかは、生命活動に欠かせないものとなっている。
そして、ときに「乱気流」を生むのも水と同様だ。
「荒れ狂う大気」の姿は、我々に実感値として見えるだけに、畏るべきだ。
気体に含まれる水分が多くなり、その気体が多く集まると目に見える雲となり、
雨となる。

こんな薄っぺらい大気のなかで、
生物のあらゆる歴史、人類のあらゆる歴史、栄枯盛衰、
個人のあらゆる感情、言動、喜怒哀楽、社会生活、内面の葛藤、、、
それらすべてが起こったし、これからも起こる。

・・・我々は、なんと狭い世界の住人であることか。

その家を壊して、どうする。

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NationalGeographic (1) ~水の惑星のなりたち

National Geographicより、「地球の履歴書」。

地球が水で覆われた経緯。

約45億年前に生まれた地球は、最初は焼け付く岩石の塊。
やがて星全体が冷えていくと火山の噴火によって雲が作られ、
何千年にもわたる「ハイパー集中豪雨」。
低いところに寄せられる雨は川をなし、原始の海を作った。

現代の大海の膨大な水の「半分」はこのときのもの。
残り半分は、地球にドカドカと衝突する隕石に氷の形で含まれる水だ。
隕石なんてそんなにしょっちゅう落ちてくるものじゃないのに、
そこに含まれる水分が半分の水の起源だなんて、気が遠くなるね。

いずれにしてもそうやって地球は水の惑星となった。
星の表面積からすると、本当にうす~~~く「乗ってるだけ」の水だけれど、
その水こそが地球を他の惑星とは大きく異なるものにしている。
青く水をたたえた星。 本当に美しいと思う。

そして何よりも、その水こそが、
あらゆる生物種をして地球を「母星」たらしめた。
水は生の起源だ。

謙虚であると同時に秘めるエネルギーを持ち、
かつ誰にとっても欠かせない存在である水。
そんな水のような生き方をしたいな、って思います。

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Year 3000

これが、、地球???

Earth: Year 3000」と題された1分間の動画:

PS3のゲームの一場面なのだろうか?
タグがなくて不明だけれど、第一印象で衝撃的だった。
バッハのアリアを思わせるような宮廷(ぽい)音楽・・・。
実に不釣合いで背筋に寒いものが走る。

この地球の表面では何があったのか。
大都市の光かとも思ったけれど、音楽とは裏腹の、破滅的な描写が見える。
核戦争
人間は住んでいるのだろうか?

今後1000年の間に、人類は核兵器を根絶できているだろうか。
同族の大量殺戮のためだけ存在する、という珍妙な位置づけの究極の道具。
いや、同族だけではなく、「血を分けた他の生物種」や母なる大地にも、
取り返しの付かない損傷を与える、無慈悲な刀剣。
脳髄を発達させた哺乳類が到達してしまった、「神の領域」の産物。
北半球の島国に落とされた2つのそれを最後に
永遠に封印されることを誰もが望みながら、
しかし何故かそうすることができない不思議な代物。

なぜ、在るのだろう。

天然の水筒

東南アジア地域の「マイ水筒」:

「この地域ではメロンがいわば水筒の役割を果たしている」。総合地球環境学研究所の田中克典研究員は説明する。メロンは豊富な水分を含み、ナイフ一つあればどこでも簡単にのどを潤すことができるためだ。
ラオスは雨もふんだんに降るが、農村では十分に水道が整備されていない。移動や農作業の際の水分補給に、持ち運びできるメロンはうってつけ。中国の乾燥地帯やタイなどでもメロンやキュウリ、スイカといったウリ類を水代わりにする文化がある。
[2009.09.27付 日本経済新聞特集「ネーチャー・クライシス」水が鳴らす警鐘⑨/強調Ekojin]


メロン
["Cucumis melo 1 (Piotr Kuczynski)"/Author:Piotr Kuczyński /cc-by-nc-sa3.0]

・・・これは知らなかった。
天然の水筒というわけだ。

ただ最近のラオスの農家は、
メロンよりも儲かるゴムやサトウキビを作る傾向があるのだそうだ。
また、水道は整備されていないがペットボトルの普及も進み始め、
この伝統的な「メロン水筒」の存在意義が薄れ始めているのだという。

単純に水の供給形態が変化した、
ということであれば問題はなさそうに思えるけど、
メロンから直接水分を得るのとペットボトルから得るのでは、
ペットボトルを作る際に必要な純水などの間接的な淡水の量も含めれば、
「必要となる水」はまるで違うだろう。
貴重な水源のシフトだ。

これまであまり注目されてこなかった近代化の暗部なのだろう。
世界的な淡水不足が深刻化する今、
こういうことが敏感なメディアに採り上げられることになる。

この問題は、
水不足の問題というよりは南北格差の問題だ。
途上国の人はメロン食ってなさい、とは絶対に言えない。

鳩山首相の国連気候変動会合演説(2) ~環境分野でのリーダーシップ

続いて、「途上国」にも言及:

<途上国支援>
次に、気候変動の問題は地球規模の対応が必須であることから、途上国も、持続可能な発展と貧困の撲滅を目指す過程で、「共通だが差異のある責任」の下、温室効果ガスの削減に努める必要があります。とりわけ温室効果ガスを多く排出している主要な途上諸国においては、その必要が大きいと思います。
また、気候変動問題の解決のために、とりわけ脆弱な途上国や島嶼国の適応対策のために、大変大きな額の資金が必要とされており、それを戦略的に増やしていかなければなりません。わが国は、国際交渉の進展状況を注視しながら、これまでと同等以上の資金的、技術的な支援を行う用意があります。
公的資金による途上国への資金や技術の移転は重要不可欠です。
ただし、それだけでは途上国の資金需要を満たすことはできません。効果的に公的資金が使われる仕組みづくりと同時に、公的資金が民間投資の呼び水となる仕組みづくりについての検討を各国首脳と進めていきたいと考えています。
途上国への支援について、以下のような原則が必要であると考えています。
第一に、わが国を含む先進国が、相当の新規で追加的な官民の資金で貢献することが必要です。
第二に、途上国の排出削減について、とりわけ支援資金により実現される分について、測定可能、報告可能、検証可能な形での、国際的な認識を得るためのルールづくりが求められます。
第三に、途上国への資金支援については、予測可能な形の、革新的なメカニズムの検討が必要です。そして、資金の使途の透明性および実効性を確保しつつ、国連の気候変動に関する枠組みの監督下で、世界中にあるバイやマルチの資金についてのワンストップの情報提供やマッチングを促進する国際システムを設けるべきです。
第四に、低炭素な技術の移転を促進するための方途について、知的所有権の保護と両立する枠組みを創ることを提唱します。
私は、以上を「鳩山イニシアティブ」として国際社会に問うていきたいと考えております。京都議定書は、温室効果ガスの削減義務を課した最初の国際的な枠組みとして歴史的なマイルストーンでした。しかしこれに続く新たな枠組みが構築されなければ、効果的な取り組みとなりません。そのための公平かつ実効性のある新たな一つの約束作成に向け、今後このイニシアティブを具体化する中で、コペンハーゲンの成功のために尽力したいと考えています。
[外務省Webサイトより/強調Ekojin]

・・・この部分のポイントは3つと見ます:
(1) 同じ「途上国」という言葉を使っているけれど、想定している国が違うので注意。
   具体的には、「中国やインド」と「それ以外」に分けられると思う。
(2) 途上国へ支援した分は、ちゃんと数字で検証可能な仕組みをあらかじめ作っておく。
   日本は湾岸戦争の時に、「カネだけ出して何もしない」と批判を受けた。
   貢献度をデジタルに、しかも統一基準のもと測れる仕組みがないと、同じ轍を踏む。
(3) 日本の優れた環境技術を利用した支援にはやぶさかではないが、知財保護が前提。
   中国を想定しているだろう。
   技術だけ盗まれて貢献してない、と言われてはたまったものではない。

つくづく、よく練られたスピーチだなあ、と思う。

国益を守りながらいかに国際社会でリーダーシップを発揮するか。

日本が不得意としてきたところ。
この難しい問題にひとつの道筋を示した。

「京都」に続き、環境の分野での実績を積み重ね、
21世紀らしい覇権国」を目指しているのかもしれない。
「米」も「中」もそれぞれの事情による体制矛盾を抱えている今、不可能ではないはず。
(個人的には「覇権国」を目指した政治はして欲しくはないけれど)

・・・環境と言えば日本。
そう言われる時代を目指して。

ダムだけが選択肢か

惰性の怖さ:

前原誠司国土交通相は(2009年9月)21日、民主党が建設中止をマニフェスト(政権公約)に盛り込んだ八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)について、「地元や関係都県の理解を得るまでは基本計画廃止に関する法律上の手続きは始めない」と表明、地元関係者との調整を踏まえ、合意形成を目指す考えを鮮明にした。
八ツ場ダムの建設中止には関係自治体が強く反発しており、前原国交相は現実的な判断を示した格好だ。国と自治体の協議は長期化が必至とみられる。
[2009.09.21付 毎日.jp/補足&強調Ekojin]

・・・地元の方々の気持ちも分かる。
自民党政権時代に約束したことは、
「国との約束」であって「党との約束」ではない、ってことだ。
最初は建設反対の立場だった人が多かったと聞くが、
長年にわたる交渉と補償と紆余曲折を経て、
ダムで町を興す未来図に向かって団結していたところ。
政権が代わったからといって、やっぱり中止にします、
なんて今さら呑めるかという気持ちだろう。

何の利害も関係ない無責任な部外者であることは百も承知だけれど、
やはり一度ゼロリセットするべきじゃないか、と思います。
道路建設の例では、
何十年も前に「決定」して「そのつもりで動いていた」という理由だけで、
自民党政権下で建設を止めることが結局できなかったのではないか。

もちろん、流域の人たちも、何十年も「そのつもりで動いていた」のだろうけれど、
日本が抱える問題というのは、
今や一地方の利害で済ませてはいけないことがたくさんある。
建設に必要な膨大な国と地方の借金。
本当に必要な利水・治水のあり方。
ダムでなければならないのか。
地元の産業しかり、ダムだけが選択肢なのか。
完膚なき自然破壊をするだけの価値が本当にあるのか

今回の政権交代は、
「決定事項」という名の「惰性」で今までやってきたことを、
立ち止まって考えられるまたとないチャンスと捉えたい。

何も「建設中止」を前提にするわけではなく、
その必要性についてもう一度検証するべきではないだろうか、と思う。
もうその段階ではない、と言われそうだけれど、本当にそうなのか。
日本を取り巻く状況は10年前と今では何もかも違う。

ここで歯車を一度止めなければ、再び止めるチャンスはないと思う。
「取り返しが付かない」ことについて、
必要性の検証をし過ぎるということはないのでは。

・・・個人的にはそう思います。
無責任な立場であることも勉強不足も認めますが、
本当に必要なのか、という意見は一応示しておきたいと思ったので。

高層ジャングル

屋上緑化に続き、壁面緑化:

建築物の壁面を緑で覆う「壁面緑化」が増えてきた。建設会社や資材メーカーなどを対象にした国土交通省の調査では、2008年の施行面積は7万5431平方メートルと前年比5割増。先に普及した「屋上緑化」はいくつかの自治体が条例で義務化したことがきっかけだったが、環境意識の高まりもあり、事業者や設計者が「義務」を越えて、建築空間の「主役」として壁面緑化をとらえ始めている。
[2009.09.09付 日経MJ/補足&強調Ekojin]


東急病院(東京・目黒)
["Tokyu Hospital"/Author:d'n'c' /cc-by-sa2.0]

・・・新宿やNYの摩天楼に全て屋上緑化と壁面緑化を施し、
超高層ジャングル」が大都会に出現する様を妄想してしまったw
ビルのメンテナンスは「高層ガーデニング」という新しいスキルを持った人たちが、
誇りを持ってビルという森林を管理する。
マンションのベランダ、オフィスの窓から、サルやリスたちが飛び回るのが見える・・・。
メルヘンだなあ。 ファンタジーだね。

でも、本当にそうなったら楽しそうだなあ。
技術的にはいけそう。
現在行われていることの拡張なので、大きなイノベーションも要らない。
あとのハードルはなんだろう。
費用対効果?維持費?

・・・いや、恐らく、「ヤル気」だけだと思うんだよね。

食用の価値観の差

英BBCによる、サンゴ礁とそれをとりまく生き物たちに関する簡単なレポート。
多くのサンゴ礁の魚たちがアジア向けに食用魚として売られている。

中国向けの輸出がメインだという。

若く鮮度の高い(生の)魚がよく売れ、
漁師たちはサンゴ(とそれに群がる魚たち)を求めて海に進出している。
しかし生殖前の若い魚を多く捕ってしまったら成魚が足りなくなってしまう。
サンゴに生きる僅かな種の絶滅も、サンゴ全体の死滅につながってしまう・・・。

・・・というような主旨のクリップだ。

うーん。
まず、この手の問題提起で日本の名前が出てこなかったのが少し驚き。
でも確かに、日本に「サンゴの魚」を食べる文化はないか。

そしてこのこのBBCの論旨に少し疑問を感じてしまう。。
何のデータも示されずに、
サンゴ礁の魚の「乱獲」だけが問題視されることについて。
サーモンやムール貝などは問題ではない?
若い魚を捕ることが問題なのであれば、仔羊も問題視されるのかな。。

キレイなサンゴ礁に棲むキレイな魚たちを食べるなんて!
的な話だったらどうしよう。
科学的データに基づかない感情論だけの反捕鯨に通じるものを感じてしまうのは
ちょっとひねくれ過ぎかな??

食文化は各国で違うのは当たり前であり、尊重しなければならない!
とまでは言うつもりはないけれど、若い魚を捕ってはいかん、
とだけ主張されると、なんだか全体的に説得力が欠けるように思えてしまう。

オオクワガタに隔世の感

今度はオオクワガタ。

国内有数のオオクワガタの生息地として知られる佐賀県の筑後川流域で、ここ数年オオクワガタが目撃されていないことが、昆虫愛好家や研究者への取材で分かった。
すみかとなるクヌギの木の伐採が進んだことに加え、平野部で捕獲しやすいため乱獲されたことが原因とみられるという。
甲虫を収集し、繁殖させている佐賀市の鳥越義則さん(52)は2006年6月以降見かけていないという。「ミヤマクワガタやノコギリクワガタは筑後川流域の平野部に今もいるが、オオクワガタだけが姿を消した」と話す。佐賀県内で昆虫の生息調査を行っている佐賀昆虫同好会には10年以上、目撃情報が寄せられていない。
[2009.08.30付 読売新聞(Web版)/補足&強調Ekojin]


オオクワガタ
["Dorcushopeibinodulosus"/Author:keusju /cc-by-sa3.0]

カブトムシと並んで、(特に男性)世代によって触れる経験の仕方が大きく異なる生き物。
年配: 「昔はその辺の林でよく採ってたよ」
中年: 「昔は頑張って見つけようとしたけどミヤマばかりだったなあ」
青年: 「ああなんかスーパーでしか見たことないや。でも高過ぎでしょ」
少年: 「ヘラクレスオオカブトのほうがカッコいいよ」
子供: 「ムシキングではパッとしないよなあ」

※完全に想像ですw

2007年に環境省レッドリストの「絶滅危惧2類」(絶滅の危険が増大している種)に選定。
野生はそういう状況だけど、今は人工繁殖技術が進み安いものでは数百円。
隔世の感がある。
クワガタブームなんてものが来るとは思ってもなかった。

日本は、増えすぎて管理されていない林に手を焼いているような状態なのに、
その林からはクワガタが減っている。

なんかうまくいかないなあ・・。

グリムス7本目+みずのがっこう

7本目ともなるともう手馴れたもんですw

(下)7本目。今回は四角。

(下)グリムスキーワード。徐々に増えてる。 ・・・ん?「地球」??

ひとつだけ見慣れないイラストが混じってる。
これは、「Think the Earthプロジェクト」とのタイアップ企画で
みずのがっこう」というもの。

世界の水事情を学ぶため、学校の行事や授業に見立てたイベントや企画を開催。
衛生的な先進国にいるとなかなか気づかないこの深刻な問題についての啓蒙を行う。


みずのがっこう

「カリキュラム」を見ると、単に水不足の問題にとどまらず、
様々な側面で水の問題を取り上げている。
改めて、水というものの大きく静かな存在力を感じる。

・・・20-30年以内に、水をめぐって戦争が起きるとも予想されているなか、
蛇口をひねるだけで衛生的な水を得られる環境にいる恵まれた我々は、
世界の水事情を努めて知ろうとしなければいけない責務があると思う。
豊かさに「溺れて」しまわぬように。

校庭に「ほたるのさと」

今日(2009年8月30日)は、衆議院選挙の投票日。

投票所は近所のいつもの小学校。
その校庭の一角に、こんなものを発見しました。
ほたるのさと」。

子どもの自然教育の一環で、ホタルの生育環境を再現する。
地域のボランティアや自治体のプロジェクトだ。
小学校の校庭にホタルの施設があるのって珍しいんじゃないかな。

春先には何百匹もの幼虫を放流し、しばらくは黒いシートで覆っていた。
最近羽化が始まり、こうやって開放している。

ホタルが棲むには都会の環境はあまりにも過酷。
ホタルを見たことがない子どもたちも多いだろう。
そんな小さな生き物のかそけき光は見るもの皆に感動を与える。

「自然の再現」にはほど遠いかもしれないけど、
校庭の隅で、そんな小さな感動を得られる機会。

環境教育の観点でも、とても良いと思います。

高級エコプロダクツ売れてます

意外と売れる高級エコ。

深刻な不況が続く中で、400万円近い高級乗用車など、高額なエコ商品が売れ行き好調だ。
その背景として、多少出費がかさんでも、環境問題への貢献をアピールしたいという消費者意識があるという。
エコが格好いいという風潮も手伝って広まるエコブーム。これを弾みに、本物のエコ意識が定着するだろうか。
トヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」で、初のハイブリッド専用車として売り出された「HS250h」の注文が、販売店に殺到している。先月(2009年8月)14日の発売から1か月間の注文は1万台に達し、目標の月間500台を20倍も上回った。
[2009.08.19付 読売新聞(Web版)/補足&強調Ekojin]

ついにきたか「エコカッコいい」。

まあ確かにアメリカのセレブが
プリウスをこぞって買うなんていう予兆もあったわけだ。。
エコをしていることがイケてる、、という風潮ね。

エコの本義はカッコつけることではないことはもちろんのこと。
エコの名を騙った便乗商品や便乗商法が生まれ続けている昨今ならなおさら。
真に地球のため環境のためになることをしなくては

ただ、ブームから価値観が形成されることはごく当たり前のこと。
自由な資本主義経済の社会である以上、
ブームはニーズとなり、
ニーズのもとにはビジネスが生まれ、
ビジネスがインフラを整え、やがて価値観を形成していく。

ブームが一過性のものかどうかは、ビジネスマッチング次第だ。
エコだって例外ではないはず。

人々の知恵が楽しいエコプロダクツに変わり、それをみんな使うプロセス。 
想像するのは楽しい。

リアルとバーチャルの家庭菜園SNS「iplant」

家庭菜園SNS。

農業に関する情報を提供する、とれいす(東京・港)はインターネットを通じ、家庭菜園の野菜の世話の仕方を助言するサービスを始めた。利用者がネット上で入力する野菜の生育状況に応じて、水やりや間引きなどを指示し、元気に成長するよう支援する。農業の知識が乏しい初心者を取り込み、通販サイトにおける野菜の種の販売拡大を目指す。
[2009.08.19付 日経MJ/補足&強調Ekojin]


「iplant」

mixiやfacebookなどに代表されるSNSサービスも、今や多くの種類がある。
先行者メリットを打ち出せているところは良いけど、
後発組はあの手この手で差別化を図っている。

そんななか、このiplantは結構面白そうだと思った。それなりに流行るのでは。
実際の栽培セットを購入し、その生長状況をSNSで記録する。
生育状況に応じて適切な「指示」をもらえたり。
同時にネット上の「仮想菜園」で同じ野菜を育て、コミュニティで会話をしたり。。

リアルとバーチャルをうまく組み合わせた家庭菜園SNSだ。
野菜作りは(やってみて身に染みたけどw)、簡単そうで意外と難しい。
農業ブームということもあるけど、
何より野菜がどうやって育つのか、どうやってうまく育てるのか、
実際に触れる機会が極端に少なく、基礎知識の底上げが必要だ。

ちょっとやってみよ。また報告します。

渡り鳥の安息

裁判で決着がつくのがアメリカらしいというか:

米司法省は(2009年8月)13日、米石油大手エクソンモービルが、コロラド、ワイオミングなど5州にある天然ガス井周辺で渡り鳥が死んだことの責任を取り、罰金計60万ドル(約5700万円)の支払いに応じることになった、と発表した。
発表によると、同社は04~09年、各地の天然ガス井に覆いをするなどの適切な管理を怠り、天然ガス成分による汚染で保護対象の水鳥やタカなど約85羽を死なせたとされる。
[2009.08.14付 asahi.com /補足&強調Ekojin]


カオジロガンの群れ
["BrantaLeucopsisMigration"/Author:Thermos /cc-by-sa2.5]

・・・これはちょっと驚いた。
渡り鳥の生態環境が悪化して生息数が減ったことの責任を民間の1社が負うこともそうだし、
それを連邦政府が裁判という手段に訴えることも。
なんとなく、エクソンが責任を取らされたような形に見えなくもない。

ともあれ、同社は既に250万ドル(約2億4000万円)をこの対策に費やしている。
環境保護を怠る手痛い代償と言えそうだ。

ところでこの渡り鳥条約
環境問題は国境の関係のない問題。
この手の条約の必要性は、これからますます高まるんだろうなあ。

チャリタウン実証実験

ふむふむ。都心ど真ん中でニーズを計ろうというわけね:

温室効果ガス削減のため東京都心の自転車の利用率を高めようと、環境省は(2009年)10~12月、丸の内のビジネス街で、いつでもだれでも利用できる公共自転車の社会実験を行う。
駐輪ポートを300メートルごとに5か所設置して、50台の自転車を配備。徒歩ではちょっと遠い、中距離の移動に、気軽に自転車を使えるようにする。
利用者は、初回登録料1000円を払えば、30分以内の利用は無料で、どのポートに返してもよい。30分以降は10分ごと、3時間以降は5分ごとに各100円ずつ課金。放置や盗難防止のため、1日を超えると、自転車価格相当額がカードから引き落とされる。
[2009.08.02付 読売新聞(Web版)/補足&強調Ekojin]

・・・なるほどね。盗難防止の仕組みもあるんだ。。
この課金の仕組みだと例えば丸の内に週末遊びに行って自転車借りて、
あちこち2~3時間くらいプラプラして返した場合、900~1300円か。
そんなに高くはないか。 でも安くもないね。こんなものかな。。
5分刻みの価格設定はちょっと疑問だけど・・・。誤差じゃないのかな5分くらい。

まあそれはともかく、
この手の試みが普及してくれば自然に価格感もこなれてきて、適正になっていくだろう。
今のところ民間の力を借りて国が実験している段階だからね。
今回は、JTB首都圏などとの共同事業とのこと。

海外ではいくつか先行事例もあるようで。
いよいよ東京もアムステルダムのように「チャリタウン」になるのかな。
個人的にはカッコいいと思うなそういうの。

リサイクルショップのコストカット

捨てられるモノに新しい命を吹き込もうとする人たちがいる。
そしてそれを生業とする。
東京・品川区の大井にオープンする「DOPE LAND」もそんな人たちの思いが込められている。

同店の運営は、NATURAL NINE(同=品川区大井)の大瀧一彦さんと現在法政大学人間環境学部に通う品田悦郎さんが行う。大瀧さんは廃品回収を3年経験。「まだ使えるものが捨てられていく」「一生懸命働いたお金で購入したモノを捨てる」ことに違和感を覚えていた大瀧さんが、「捨てられるモノに新たな命を吹き込みたい」という思いで開業した。
既存のリサイクルショップでは販売価格が高いため、リサイクルになっていない」と大瀧さん。賃料を抑え、低価格を実現するため10年間使われていなかった地下2階の場所を契約。約2カ月かけて掃除し、店作りを行った。店舗面積は50坪。
[2009.08.06付 品川経済新聞/補足&強調Ekojin]

(下)店内。おしゃれ。 これが打ち捨てられた地下室だったとは。


[2009.08.06付 品川経済新聞より]

洋服が100円から。
家電は500円から。
ほとんどフリーマーケットのような価格設定。

廃品回収を担当する品田さんは33歳。「モノの寿命が伸びれば環境問題の改善にもつながる。大学では持続可能な社会にするための勉強をしている。消費でしか満足できない意識を変えていければ」と話す。
[2009.08.06付 品川経済新聞/強調Ekojin]

・・・なるほどね。。。そのとおり!
いまのモノを大事に使うこと。
その前提として、「消費至上主義」をなるべくなくしていくこと。
大事なことだと思う。

その実現のためには法制や税制などの社会の仕組みの変化が
必要だと思うのだが、それはさておき・・・。
できるところは進めておかないと。

持続可能社会を目指して何かのアクションを起こすときに、
既存のやりかたに問題意識を抱えてそれを独創的なアイデアで形にし、
スタイリッシュにそれをアピールすることってなかなか出来ることじゃない。
そういう意味では、とても良い事例だと思う。
ビジネスとして成功するよう祈ってます。

この店、家も近いしこの方の考え方も似ているので親近感が沸くなあ。
今度行ってみよう。

64回目の8・6 ~平和宣言を広めよう

今日8月6日は広島原爆の日

64年前の今日、エノラゲイ号が広島上空で投下したのは、
人類史上初の実戦使用の原子爆弾。その名も「リトルボーイ」。
たっぷり詰まった濃縮ウランは上空600メートル付近で核分裂爆発し、
人の愚もここに極まったその仮借ない一撃が、人類の文明の歴史を永遠に汚した
そして、この3日後にはさらにその愚の上塗りをすることになる。

かの国でいまも人口に膾炙しているというこの愚の正当化の論拠。
いわく、本土決戦を回避し戦争を早期に終了させるために必要な行為だった云々。
世界に覇たるあの超大国がこの説を取り下げない限り、
Ekojinはあの国に心から親近感を覚えることはないんだろうな、と思う。
いまのところ。

ルーズベルトの野心をオッペンハイマーがロスアラモスで形にし、
ボーアやアインシュタインなどの科学者を欺き、
世界に威を見せ付けたかったチャーチルとトルーマンが
生意気な非アングロサクソンの再台頭の芽を将来にわたって潰す目的で決断し、
日本が継戦能力を完全に失っていたことを認識しつつも
引っ込みがつかなくなり実行されたのが原爆投下の経緯ではないのか。
しかもご丁寧に、
濃縮ウラン型(広島)とプルトニウム型(長崎)の両方を「試し」てみた。

正当化できるわけがない。
人類史上最悪の犯罪であることは疑いがない、と思う。

秋葉広島市長は、今回もまた、
核のない世界を希求し、その「平和宣言」を高らかに読み上げた。

⇒「平和宣言
⇒「ヒロシマ・ナガサキ議定書」(PDF、原文英語、日本語訳あり)

一見して異色と言えるのは「オバマジョリティー」なる言葉に象徴される、
オバマ米大統領への支持を明確にしていることだろう。

大統領は2009年4月、プラハで、
核兵器を使った唯一の国として
核兵器のない世界」実現のために努力する
道義的責任」があることを明言した。

これまでのアメリカの姿勢を考えれば相当に踏み込んだ言葉だ。
核廃絶に向けて、なにかが大きく動いたと言って良いと思う。
勿論、この言葉をEkojinは評価する。

とは言え、である。
広島市や長崎市にとってアメリカは、
核投下国としての責任を果たしますという明言だけではとても足りない、
と考えるのが普通だろう。

国として、公式に謝罪もしていない。
大量破壊兵器を使用した関係者の処罰も行われていない。
戦勝国が敗戦国を裁く、
などという法的にも大義的にも珍奇極まりない裁判で戦争を総括したつもりになっている。
のみならず、アメリカでは上述のとおりの説がまかり通っているのが現状。

・・・なのにこの平和宣言の寛容さはどうだ。
日本人の「現実志向」「罪を憎んで人を憎まず」といった性向が顕れている、
と言ってはいい過ぎだろうか。
日本人の一員としてこの宣言には感動を禁じえない。

ともかく、人命を含めた生物環境をを完膚なきまでに破壊する
大量破壊兵器、とりわけ核兵器の存在とその使用は、
地球に対する最大の「親不孝」であり「冒涜」だ。
平和宣言の言葉は、残念なことに、今年もまた、虚ろに響く。

オバマ氏が「自分の生きている間には核廃絶はならないだろう」と
言っていることも忘れてはならない。
モノを捨てるということは、明日そう決めればできるはずではないのか。
それをやらないのは、何かに配慮しているからではないのか。

そんなに簡単なわけがない? でも難しくたって、
明日やらなければいけないことは明日やるべきではないのか

ウミガラスが孵化

通称「オロロン鳥」。 カラスというよりペンギンみたいなこの鳥も、生き残りが脅かされている種のひとつ。

国内では北海道羽幌町の天売島だけで繁殖する絶滅危惧(きぐ)種のウミガラスのヒナがふ化していることが確認された。ウミガラスを模型で呼び寄せる保護策を進める環境省羽幌自然保護官事務所が発表した。昨年は5年ぶりに3羽の巣立ちが確認されており、同事務所では「順調に育っているようで今月中旬には巣立ちが確認できるのでは」と2年連続の繁殖成功に期待を寄せている。 同事務所によると、08年に3羽の巣立ちが確認された島南西部の赤岩対岸の繁殖地で7月21日、親鳥の餌運びを初めて確認。2つがいが子育てをしている可能性が高いという。 [2009.08.02付 毎日.jp/補足&強調Ekojin]

ウミガラス [PD/Wikimedia Commons]

いまや天売島のみで少数の個体繁殖が残るのみ。 まさに絶滅危惧種だ。 洋ナシ型の変わった形の卵は、卵を温める場所に選ばれた断崖の岩場から転げにくい。 その洋ナシ卵からの孵化が確認された。 ・・・地道な作業だ。関係者の努力あってのことだろう。 世界でどのくらいの絶滅危惧種がいるのだろう。 脊椎動物に限った特集でも一度組んでみようかな。

生物多様性(バイオディバーシティ)

意外と知られていないんだ。。。

内閣府は(2009年8月)1日、「環境問題に関する世論調査」の結果を発表した。G8環境相会合などでの主要議題「生物多様性」という言葉を「聞いたこともない」との回答が61.5%に上った。政府の第3次生物多様性国家戦略では、11年末までに50%の認知度達成を目指しているが、国内で理解が進んでいない実態が浮き彫りになった。
[2009.08.02付 毎日.jp/補足&強調Ekojin]

・・・これは結構意外かも。
エコの世界では、エコの前提みたいな言葉。
数学でいうところの「公理」に近い言葉かもしれない。

地球は、多種多様な生物が存在しており、
個体ごと、あるいは種ごとや地域の生態系ごとに互いに関わりながら、
全体としてバランスを保っている。
食物連鎖はその一貫。
どんな生物も、他の生物なしに単独で存在することはできないというわけだ。

それが生物多様性であり、エコを考える上で最も大事なことのひとつ。
人類は、ともすると人類の発展を最優先にして、他の生物の存在をないがしろにしてきた。
そして今、そのしっぺ返しを食らっている。


海洋化石の見かけの多様性(顕生代)
横軸は年代(左端:現代⇒右端:カンブリア紀)、縦軸は生物属数(1000単位)。
緑は良く分析されている属の数。
["Phanerozoic Biodiversity"/Author:Merikanto /cc-by-sa3.0]


コスタリカの植物
["Epiphytes costa rica santa elena"/Author:Ligar /cc-by1.0]

・・・その存在と意義を認識しない限り、何かのアクションを起こすことなんてできやしない。
エコの意識と行動を促すためには、
まずはこの「生物多様性」の重要性を広めることが先決かもしれない。

ソーラーパワートラック

先日こんなものを発見:

トラックの外側全部がソーラーパネル。
今のところイベント向けの貸し出しなどの用途で使われているようだけど、
「太陽光だけで」走るトラックというのはやっぱり良いアピール。

先日の皆既日食のときも書いたけど、
太陽から降り注ぐエネルギーは、これはもう有効活用しない手はない代物。
あと50億年ほど燃え続ける地球の母星、太陽。
身もフタもない言い方をすればようするに巨大な「エネルギー放射体」だ。
人類は、この「天の恩恵」をまだ充分活用できていない。

石炭、石油といった有機物由来の燃料の燃焼が、
地球のCO2の「膜」を厚くしつつあり、それが温暖化の原因となっている(とされている)。

太陽の恵みを充分に活用できる日が来れば、
それらの心配もなくなるのだろうか。。

そしてそれは「間に合う」のだろうか。。。

茶殻入り名刺

伊藤園はラベルやカード製造販売のエーワン(東京・千代田、新井浩明社長)と共同で、茶殻を配合した名刺用紙を開発した。緑茶飲料製造時に出る茶殻を有効活用し、環境配慮型製品を開発する活動の一環。伊藤園が茶殻を供給し、エーワンが(2009年7月)27日に発売する。
[2009.07.22付 日経MJ/補足&強調Ekojin]

A4サイズ10枚で「おーいお茶」500mlペットボトル約1本分の茶殻。
さらに、その茶殻は植物として吸収したCO2約4.6kg分が固定されているとのこと。
もともと社員の名刺用に使っていたそうだが、
取引先などから商品化の要望が多かったらしい。

・・・確かに良いアピールになるね。
お茶って消臭・防菌にもなるらしいし。
折からの和ブームに乗ってデファクト取れちゃったりして。
そういえばバナナ名刺なんてのもあったけど、、、。
日本人的には緑茶のほうがピンと来るんだろうなあ。

桜の咲かない日本列島

気候が変われば植物も変わる。
日本は「温暖湿潤」から「亜熱帯」へ。

地球温暖化が進めば、100年後には東日本以西の太平洋側で桜(ソメイヨシノ)が開花しなくなる-。気象情報会社のウェザーニューズ(東京)が今後の気温上昇と桜の開花状況をシミュレーションしたところ、最悪パターンとしてこんな結論が導き出された。気温が全般的に上昇し、開花に必要な冬の寒さがなくなることが原因という。

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のデータや同社が過去6年に集めた全国約2万地点の開花情報を基に考えた。

100年後の平均気温が最大7度上がるパターンでは、花芽(かが=つぼみになる芽)が目覚める「休眠打破」に必要な冬の寒さが次第になくなり、植生が変化。今から35年後の2044年に早くも八丈島で咲かなくなり、74年に鹿児島、81年に和歌山、87年に宮崎、98年に静岡、2107年に愛媛、2109年に東京と、開花しない地域が広がっていくという。
[2009.07.18付 MSN産経ニュース/補足&強調Ekojin]


桜と富士山
["Sakura and Mt. Fuji"/Author:TANAKA Juuyoh /cc-by2.0]

・・・温暖化するということはこういうことだ。
生育環境が変われば当然、生態系に変化がある。
植物が変わり、虫や動物たちも変化する。

2009年6月には、
従来沖縄本島と奄美大島でしか確認されていなかったジャワマングースが、
ついに鹿児島の本土で見つかったそうだ。
もともとハブ退治のために持ち込まれたマングースだが、
奄美や沖縄では土着の小動物の天敵となり、生態系を脅かしている。
そのマングースがついに本土上陸。
本土の生態系にも影響を与えずには済まないだろう。

日本の象徴のようなソメイヨシノも、トキと同じ運命を辿るのだろうか。

無意識にエコ豚

菓子やみそなどの製造過程で出る食品廃棄物をエサにした養豚に取り組む「信州eループ事業協同組合」(長野県中野市)は、今年度中に年間出荷頭数を4000頭に倍増させ、事業を本格化する。
脂肪に甘みのある豚肉は東京のデパートでも人気。「エコでおいしい」豚肉として、ブランド化を目指している。
[2009.07.18付 読売新聞(Web版)/補足&強調Ekojin]

・・・賞味期限切れの菓子、めん類の切れ端などを食品会社から回収。
特殊な酵母で発酵して飼料を製造。トウモロコシなどに混ぜる。一般の配合飼料より割安
食品会社側にとっても、通常より安価で廃棄物を引き取ってもらえるメリットがある。

だんだんリピーターも増えてきた。
首都圏のデパートでも取り扱われたり。


信州eループ事業

味が良いとなれば当然顧客は付く。
大事なことです。

エコだという意識がなくても、安くて質の良いものを選んだ結果がたまたまエコだった、
という状態がもっとも望ましいと思う。
このエコ豚はそれに近づいているのかな。。。

丸の内のリサイクル・セレクトショップ

この手の店は多いけど、これは結構気合入っていそう:

リサイクル品やリメーク品を中心とした衣料品・雑貨のセレクトショップ「パス ザ バトン」が(2009年)9月3日、東京・丸の内に開業する。三菱地所が同日に開く「丸の内パークビルディング」の商業ゾーンに出店。販売だけでなく、店頭で中古品の買い取りもする
店舗面積は約52平方メートル。オフィス街の丸の内に合わせた衣料品のほか、国内外から集めたインテリアや雑貨、植栽、菓子など約100品目を販売する。
[2009.07.06付 日経MJ/補足&強調Ekojin]


⇒「PASS THE BATON

インテリアデザイナー:片山正通
商品政策:山田遊

・・・そうそうたるメンツだそうで。
主宰は、「Soup Stock Tokyo」を展開する(株)スマイルズの代表取締役の遠山正道氏。
アーティスト活動にも精力的。

エコかっこいい」とビジネス、、、、
ふたつながらにセンスが求められる。
これを両立させてるのって本当にカッコいいと思う。

このセレクトショップ、オープンしたら足を運んでみようっと。

カエルの恋人

eco choco」だって。

最近増えてきた「ネコも杓子もエコ」的な安易な”エコ”商品のひとつかと思ったら、
そうでもないみたい。

「レインフォレスト・アライアンス(Rainforest Alliance)」が認証したカカオ豆を使用。
自然環境保護の国際NGOであるRAは、生態系保護に配慮した農業を推奨。
200項目以上の社会的、環境的、経済的基準に基づいて、農園の認証を行っている。
この3つの基準は「トリプルボトムライン」の考え方に基づく。

このRAに認証された農園で作られた作物由来の製品には、
パッケージに、カエルのデザインがあしらわれる。
カエルは環境が悪化した時に最初に姿を消すことから、生態系配慮の象徴みたいなもの。
オオサンショウウオもそれに近いって聞いたことがある。
両生類は環境変化に敏感なのだね。


ニホンアマガエル
["Hyla japonica"/Author:Kropsoq /cc-by-sa3.0]

・・・最近カエル見てないなあ。

解けゆく氷に会議は踊る

海面上昇を引き起こすとされている北極海の海氷融解。
面積だけではなく、厚さも年々小さくなっている:

面積が年々小さくなる傾向にある北極海の海氷が、厚さも薄くなっていることがわかった。米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所が(2009年7月)7日、発表した。人工衛星によって観測した。
研究チームが、氷の上面と海面を区別して氷の厚さを測る地球観測衛星ICESat(アイスサット)のデータを使い、冬季(2~3月)の氷の厚さを調べた。その結果、全体の厚さを平均すると04~08年の4年間で68センチ薄くなった。地球温暖化や北極海の氷の循環パターンに異常があるため、とみている。
[2009.07.09付 asahi.com /補足&強調Ekojin]


[PD/Wikimedia Commons]

夏でも解けないはずの厚さ3メートル以上の厚い氷が、この4年間で154万平方キロも減った。
この大きさは、アラスカ州がすっぽり収まる大きさ。

まあこれが地球温暖化が原因であることは間違いないとして、
問題は、その地球温暖化が「人為的」なものなのかどうか。
ただし、人為的であるかどうかに関わらず、氷は毎年解けている
着実に、しかも亀ではなく豹のスピードをもって。

それこそ手がつけられない程度に氷が解けてしまうのはいつだろう。
そのときになってもなお、その原因が「人為的」かどうかを巡って両派が争っている、、
なんてことは想像したくないなあ。

今できることはなんだろう。

エコなプロモーション

企業のプロモーション用にオリジナルデザインのカードを配り、
そこに印字されているIDを使って
無料で着メロ・着うた・デコメをダウンロードさせる「メロプレDXオリジナル」。

その、「エコ」バージョンがこちら。

企業はプロモーション用に配布用オリジナルカードを作る。
100枚配るごとにバリ島・バトゥール山麓の荒廃地に1本植林される。
火山噴火跡地のこの場所は、溶岩石に覆われてしまって荒れてしまっている。
ここにユーカリなどの地元種を植林して、涵養機能を回復させる
植林を請け負うのは、NPO「アジア植林友好協会」だ。
植林証明書が発行されて、企業に贈られる。


大きな地図で見る

(下)裏はこう。

このカード自体も、サトウキビの残渣である「バガス」を使っている。

・・・企業が工夫を凝らしてエコの取り組みをアピールするご時世、
この取り組みのように、エコとプロモーションを組み合わせた手法も、実に多様だ。
リアルとバーチャル、企業とNPO、様々な組み合わせのビジネスが、
今後もいろいろ出てくるんだろうなあ。

エネループの輪

三洋電機は、地球環境を考えるための消費者参加型ウェブサイトを開いた。環境について学び、意見発信できる内容で、同社の主力商品である充電式乾電池「エネループ」のブランド力を高めるのに役立てる。
[2009.07.08付 日経MJ/強調Ekojin]

⇒「さあ、eneloopの輪に入ろう。

簡単な情報で会員登録。
自分が「MOTTAINAI」と思うことを投稿したり、チャットで意見交換したり。
ポイントを貯めて、壁紙などと交換できるらしい。
人の「MOTTAINAI」に「拍手」するとポイント付与、なんてのもある。
アクションごとにポイントは減るけれど、
すぐに「充電」されるというわけだ。

(下)こんな感じ。会員登録時に「10ep」付与されてる。

eneloopは、とても良い商品だと思う。
「乾電池なのに充電」というコンセプトだったり、
安定した電圧だったり寒さにも強かったりなど技術的にも。

そのloop「輪」を広げようという試み、とても良いと思います。

LIFE AFTER PEOPLE (6) ~最後に残るもの。

500年後
コンクリートの建造物はもうほとんど残っていない。
我々の「都市」は、遺跡と化した。
かつてのギリシャやローマの都市と同様に。

1000年後
大都市に建てられた建造物はいまや跡形もない。
「人間以前」の大自然がそこにはある。
大都市は、いまや、森林だ。

10000年後
人類の痕跡など、ほぼ無いに等しい。
わずかに、ピラミッドや万里の長城の一部は残るかもしれない。
ラシュモア山はとても硬い石であるため、
そこに彫られた大統領たちも難を逃れるかも知れない。
人類がその文明の過程で放出した電波(テレビ放送などもその一部だ)は、
いつまでも消えずに宇宙空間に漂う。

・・・ラシュモア山が残るとは意外、、、、
というか恐らくアメリカの放送局ゆえの理由だとは思うけど・・・。
まあだとしても、数万年以上かけて構築した人類の文明の跡も、
1万年かそこらで消尽する。
記録さえも遺らない。

それが真実なのだろう。
だとしたら、今の我々はいったい何にすがって生きているのか。
どうせ永遠には残らない何かのために、喜怒哀楽を通り抜け、我々は生きる。
宇宙のスケールに比して、
人類の文明や個人の感情の、なんとちっぽけなことか。

・・・それでも生きること、そのものに意味があると信じよう。
この省察そのものが、生きた証ではないか。
目的など多少あいまいでも良い。

その生きる意志、生きた遺志は、きっと電波よりも永続するに違いない。