「マイクロファイナンス」(4) ~普及しない理由

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先進国では決して少なくない事例が見られるマイクロファイナンス。
では日本のように、普及しない理由があるとしたら、それはなんだろうか。

[理由1]
日本には本当の意味での貧困などない、という認識。

[理由2]
マイクロファイナンスは開発途上国のもの、という認識。

[理由3]
貧困問題は生活保護などの公的な仕組みで解決するべき、という認識。

[理由4]
そもそも貧困に陥るのは自業自得だ、という認識。

・・・理由1に関して。
こう思っている人は実に多い。日本にも餓死者が毎年何十人もいるというのに。
周りに見当たらないことは存在しないと同じ、ということだろうか。
いずれにしても、この狭窄な認識は間違っているだけでなく、害ですらある。
すぐに改めなければならない。

・・・・理由2に関して。
貧困といっても様々なレベルがある。
どの貧困を救うべきか、そのラインをどうするか。
それらの基準は確かに決める必要はあるだろう。
食うや食わずやの人は救わなければならないだろう。
生命を脅かされる貧困はもちろんのこと、
本当にギリギリの生活しかできないような生存権を脅かされる貧困も対象だ。
そこに、国別の視点など無意味だ。先進国にも貧困はある。

・・・理由3に関して。
確かに公的なサポートは不可欠。ただ、届かない場所が多すぎる。財源も足りない。
スキマを埋めるべき民間の力は必須。
ただし、消費者金融のような純粋な民間企業では利益に沿わないターゲットは捨てられる。
中間的な存在であるマイクロファイナンスは最適。

・・・理由4に関して。
Ekojinが最も忌む考え方だ。貧困は断じて自己責任ではない
富める者はすべからく幸運だったのであり、人より努力したと主張する者は
努力できることがそもそも幸運だったことを知らなければならない。
貧困は、社会全体で取り組むべき問題。

・・・まずはこういった誤解に基づく認識を改めていかないと、
本当の普及はムリだろう。
一部の人たちが社会の応援がない寂しさのなかで活動を続けることになる。

教育なのか? 啓蒙?
弱小ブログでも一助になれば、と心から思います。

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