江戸時代の日本は世界で稀に見るエコ都市だったのは有名な話。
その日本のなかでも、京都は特に屎尿リサイクルの仕組みが進んでいた、
という話。
同志社大の女性研究者が、江戸時代の京都で、肥料となる排せつ物(し尿)のリサイクルについて研究を進めている。当時の京都は、都市部と農村部の間でし尿リサイクルが経済的に成り立つかたちで行われ、江戸以上にし尿を徹底して利用するエコ都市だったことを明らかにした。
同大学経済学研究科で循環経済学を学ぶ三俣延子さん(34)。出産と育児をきっかけに、食の安全性や有機農業への関心を持ち、肥料としての排せつ物に着目、2005年から研究を始めた。
[2010.02.03付 京都新聞(Web版)/補足&強調Ekojin]

17世紀の京都

京都 (明治時代)
古文書などの調査結果から、
排泄物が肥料として販売されリサイクルされる割合が洛中は60%と、
大坂周辺の農村部の10-20%に比べて相当高かったことがわかったのだという。
江戸では尿は廃棄されていたが、京都ではそれもリサイクルに回っていた。
・・・ユニークな研究。
どうして京都がそういう仕組みを備えられたのか。
どうして江戸では価値がないものが京都だと価値があるのか。
京都に特有の事情は何か。
将軍のお膝元と天皇のお膝元で異なる経済事情はなんだろう。
商人文化?「補助金」?面白そうなテーマである。
論文に書いてあるなら読んでみたいなあ。


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